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海外でパスポート・航空券を失くしたら

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海外でパスポートを盗まれても保険がある

外国でバッグの盗難にあい、その中にパスポートが入っていたというケースがあります。こんなときは、すぐに最寄りの在外公館に行き、再発給の手続きをとらなけれぱなりません。

その際、再発給の手数料がかかるし、在外公館までの交通費がけっこうかかる場合もある。さらには、再発給される日まで延泊しなければいけない。こうなったら、かなりの出費です。

ですが、パスポートの盗難も、海外旅行保険の携行品保険の対象になっているのです。出発の際に申し込んだ保険が携行品保険も入っているものならば、保険会社に連絡してみましょう。

保険の対象になるのは、発給手数料、最寄りの在外公館までの交通費、延泊のホテル代などで、限度額は5万円。

また、航空券や乗車券なども携行品保険の対象になっており、これも5万円を限度に時価額が支払われます。

海外でトラベラーズチェックやカードをなくした場合は

パスポートを盗まれた(または紛失した)と気づいたら、大使館に飛び込む前に、最寄りの警察へ行って盗難(または紛失)の報告書を作成してもらうことが重要です。なぜなら、パスポートの再発給手続きには、警察の報告書(ポリスレポート)が必要になるから。

同様に、トラベラーズチェックの再発行にもポリスレポートが必要となります。クレジットカードを紛失した場合は、不正使用を防ぐため真っ先にカード会社に連絡し、カード失効の手続きをする。次に警察へ行き、盗難(紛失)を届けて書類か交付番号をもらいましょう。

旅行先で航空券を再発行してもらうには

航空券を紛失すると、原則的には再発行されません。ただし、方法はあります。

まず、警察に紛失または盗難届を出し、証明書を受け取る。盗難現場の目撃者がいれば、証言してもらうのもいいです。

次に、使用航空会社の現地支店か、なければその国のナショナルキャリアに行き、紛失証明書と紛失届を提出。さらに「無償代替航空券発行依頼書」を提出して新しい航空券を受け取ります。

一見簡単そうですが、じつは意外とめんどうです。現地の言葉に詳しくなければ警察に届けるのもやっかいだし、紛失届を提出するには、航空券の番号や発行日をきちんと記入しなければなりません。

いざというときのために、航空券を受け取ったら、番号と発行日を手帳などにメモしておくことです。

もし再発行がムリなら、仕方がないので新しく購入しましょう。でも、まだあきらめることはないです。紛失航空券払い戻し請求書を書いて提出しておけば、その航空券が不正使用されない限り、後で払い戻される可能性があるからです。

とにかく最後まで粘って、なんとか損しないように頑張ってみよう。

<h3>パスポートの再発行を待つ余裕がないときの秘策

旅行日数に余裕がなく、パスポートの再発給を待っていられないときには「帰国のための渡航書」を申請するといいです。ほかの国にはいっさい立ち寄らず、日本に直行するという条件付きではありますが、この渡航書をバスポート代わりに帰国できます。

渡航書の発給申請には、渡航書発給申請書、日本国籍を立証する書類、写真2枚、紛失届、現地所轄警察署の旅券紛失または盗難届出証明書などが必要。手数料は国によって若干差はありますが、現地通貨で2000円程度かかります。

こうした非常時に備えて、パスポートナンバーや発行年月日などのデータは、手帳に控えておきたいです。また、運転免許証など身元確認できるもの、予備の顔写真なども携帯していきましょう。

そして、帰国後は、新規にパスポートを申請する。このとき、一般旅券発給申請書に必要な書類に加えて、「帰国のための渡航書」も提出するので失くさないように。

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