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旅行先で危険な人物から逃れる方法

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海外旅行先で安全な人、危険な人を見抜くポイント

海外で出会った人が危険か、安全か。それを判断するポイントがいくつかあります。まず、向こうから声をかけてきた人は要注意。全員が全員というわけではありませんが、街中で声をかけてきた相手には下心があることが多い。気軽に応えたら、たちの悪い犯罪のカモにされた、なんてケースもあるのです。

すこしでも不安を感じる相手が何かを要求しても、絶対に応じないこと。曖昧な態度もよくないので、はっきりと「NO」と言いましょう。

さらに、現地での所在がはっきりしない人も警戒したほうがいいです。

「日本の会社に勤めている」とか「観光ガイドをやっている」などと言っていても、住所や電話番号がはっきりしない人は口からでまかせの可能性があります。

携帯の番号だけを教える人も要注意。逆に、自宅や勤務先の所在地、電話番号などがはっきりしている人は、安全だと判断してもいいでしょう。

また、観光地にいる家族連れもたいていは大丈夫。観光地で、家族ぐるみで観光客をだます人などめったにいないはずです。

旅行先で悪者の後に出てくる善人に注意

外国にはスゴ腕のスリが多く、スラれたこと自体に気づかない場合も多いです。

たとえば、わざとアイスクリームを夕ーゲットの背中につけて、「アイスクリームがついていますよ」と接近し、上着の汚れを拭きつつ、旅行者が動揺しているスキに財布や荷物を盗んでいく。

有名な手口ですが、最近ではさらに手が込んでいて、「背中にアイスクリームが・・・」と声をかけてきた人物にたいして、横から別の人物が「その人は悪い人だ」と言いながらあらわれる。そのスリが逃げていき旅行者が安心したところで、第二の人物が親切にアイスクリームをきれいに拭いてくれ、ついでに財布も抜き取っていったという手口も。

こんなトラブルを避けるためにも、あわてず無視するか、「ノー・サンキュー」とでもいって退散するべきです。相手がついてこなくなったら、トイレや人のいないところで拭くようにしましょう。

年配の海外旅行者は子供に注意

年配の人がヨーロッパや発展途上国に出かけるときは、近寄ってくる子供に注意が必要だ。こうした国では子供たちが集団で年配の旅行者を狙う犯罪が多いです。

子供たちは、年配の旅行者とわかるや大勢で取り巻き、まとわりついてくる。旅行者が何事かとあっけにとられているうちに、ハンドバッグやポケットの中に小さな手を突っ込み、財布などを抜き取ったかと思うと、一目散に逃げてしまう。

なかには、子供であることを利用して、親切な年配者から金品をダマし盗るケースもあります。

こうした犯罪は、ほとんどの場合、大人が陰で子供たちを操っていて、両親は家で子供が成果を上げて帰ってくるのを待ちかまえていることが多い。子供といえども油断は大敵です。

旅行先での微笑み返しに潜むワナ

イギリス、フランスなどヨーロッパ諸国の人々は、道ですれ違う人にあいさつ代わりに微笑みかけてくることが多い。もちろん、微笑み返すことも一つのマナーですが、じつは危険も潜んでいます。

たまに、男性が女性に微笑みかけてきた場合、こちらもつられて微笑むと、「今夜はOK」の意味にとられてしまうことがあるのです。

現に、微笑んでしまったばっかりに、半日つけまわされたという声も聞きます。相手をよく見極めて微笑み返したいものです。

旅行先で相手の勧める飲み物は口にしない

長距離バスや列車などに乗ったとき、隣に座った人物がどんなに親切そうに見えても、どんなに美男美女であっても、人からすすめられた飲み物は絶対に飲まないようにしましょう。

飲み物の中に睡眠薬が入っていて、目が覚めると相手の姿はなく、自分は無一文になっていたといった被害が少なくないからです。なかには、運転手と車掌が手を組んで、乗客全員を眠らせ金品を奪うという手口まであるので、長距離バスの運転手や車掌がすすめてくれるアルコールや飲み物も、飲まないほうがいいでしょう。

相手があまりにも親切で、無下に断るのが心苦しいというようなときは、「ノーサンキュー。ビコーズ、アイムブッディスト」といえばいい。仏教徒がジュースやコーヒーが飲めないというのも変な言い訳ですが、その本人が仏教徒でない限りは怪しまれることはないでしょう。

旅行先で親切そうなホテル客が、じつは・・・

旅行中、どんな危険があるかわからないから、外出中は緊張して過ごす。ところが、ホテルに帰り着くと「どうやら無事に一日終わった」と、ホッとして心がゆるむものです。

じつは、これこそが日本人旅行者がおちいりやすい落とし穴なのです。外出しているときは緊張しているが、ホテルに戻ったとたんに気がゆるんで、ロビーにいる犯罪者にまで注意が回らないからです。

当然ながら、いかにもアブナイ風体の人物は少ない。親切そうな紳士のふりをして近寄ってくる人物の中に、詐欺師がいたりするのです。くれぐれも相手の表情や言動にだまされないこと。

犯罪者にしてみれば、ホテルは旅行者をはじめ、それなりのお金持ちのカモがたくさん集まる絶好の場。隣で新聞を読んでいた紳士がいなくなったと思ったら、置いてあったスーツケースが一緒に消えていた、なんてことにならないように。

のどかに見える公園も、油断大敵。芝生に寝そべってのんびりしていると標的になりやすいので注意しましょう。

海外のニセ警官による詐欺の手口とは

両替商とニセ警官が組んで、金品をだまし取る詐欺があります。

最初に両替商が声をかけてきて、その直後にニセ警官が「路上の両替は違法だ。パスポートと金を見せろ」などと言ってくるパターンが多く、その際、証明書らしきものをチラッと見せるなど、芸が細かい。

そこで、本物かニセ者か見分けるポイントを紹介します。

  • 両替商が先に自分の貴重品を警官に渡したら、ニセ者の確率がアップ。
  • 私服だったらニセ警官に間違いないが、キチンとした身なりでもニセ警官の可能性は高い。
  • 「ニセ札かどうか確認する」と言ってきたらニセ警官。最近のニセ札技術は高度かつ巧妙なので、路上で判別するのは困難です。
  • 「日本円を見せろ」などと要求してきたらニセ警官。本物の警官なら日本円など必要ない。

いずれにしても、パスポートや金などの貴重品はうかつに人に渡さないことです。

旅行先の税関の役人に賄賂をねだられたら

本来あってはならないことだが、海外では、税関の役人がそれとなく旅行者にワイロをねだってくることがあります。

百円ライターやウイスキーのミニボトルといった些細なものから、ずばり現金を要求するケースなど、さまざまだが、ねだられるのはだんぜん日本人が多いというのだから、情けない。

トラブルを避けるため、ついつい渡す人が少なくないので、日本人がターゲットになりやすいのです。

こんな不条理をことを断るには、とにかく言葉がわからないフリをすること。それとわかっても、あくまですっとぼけて知らんふり。後ろには別の旅行客も大勢並んでいるのだから、役人も一人にいつまでもかかわっているわけにいかず、あきらめてそのまま通してくれることでしょう。

それでもねだってくるようなら、大声で文句を一言おう。言葉は日本語で十分OK。相手も周囲の目があるし、もともとやってはいけないことをしているわけだから、あくまで強気で応対しましょう。

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