旅行先の情報の集め方

初めての海外旅行を満足のいくものにするには、旅行準備の段階で情報収集が大切です。同行者にまかせっきりにする人もいますが、時間を惜しまず積極的に情報収集したいものです。

書店には、ガイドブックがずらりと並んでいますが、とくに人気のスポットを扱ったものは何種類も出版されているので、どれにしようか迷ってしまいます。そんなときは、いちばん売れているもの、つまり版を重ねている本を選びたいですね。

売れ行きのよいものはひんぱんに改訂されるので、常に新しい情報が載っているからです。どの本が役立ったかなどを、実際にその国へ行った人に聞いてみるのもいいでしょう。

大手旅行会社を訪ねると、さまざまな旅行会社が企画した旅行のパンフレットがたくさん並べられています。

こうしたパンフレットは、写真をふんだんに使って、海外のホテルの説明や簡単な見どころ、催し物ガイド、さらに各地の名物料理の紹介やショッピング情報、気温や湿度、はたまたお祭りがいつあって、いつどんなイベントが行われているかなどということまで、ふんだんに紹介されています。

大手旅行会社のパンフレットは、信用できる句の情報が満載のうれしいミニ・ガイドブックなのです。

海外旅行先における最新情報を入手するには各国政府観光局に聞くのがいちばんです。

ホテルガイドやドライビングマップなど、旅行者に便利な冊子がそろっています。最近では、インターネットのホームページやファックスサービスなどを通じて旅先の情報を提供してくれているので、まずはこちらをチェックしましょう。

それでもわからないことがあれば、直接電話などで問い合わせたり、訪問する。そのとき、質問はなるべく具体的に。訪問する場合も、事前に電話で問い合わせよう。また、日本では無料の資料が現地では有料の場合もあるので、すこしでも倹約したい人は日本でもらっておきましょう。

ガイドブックをそのまま持っていっても、不要なぺージが多かったりしてけっこうかさばります。

そこで、事前に集めた情報を小さなノートに集めて、自分だけの旅行ノートをつくっておくのはいかがでしょう?

ノートには、ガイドブック以外にも図書館やインターネットのホームページ、パンフレットで仕入れた情報、たとえば、行きたいお店やレストラン、泊まりたいホテルのアドレスや電話番号、営業時間などを書き込みます。

美術館などの場合は、入館料なども調べておくといいでしょう。

それらの場所を、コピーした現地の地図にマークしていけば、自然に自分が行動する範囲も見えてくるというわけです。

外国に関する情報収集は、ガイドブックにばかり頼っていてはダメ。現地の事情通から生きた情報を獲得することも、大事なポイントです。

しかし、そんな知り合いはいないし・・・という人は、フライトアテンダントが強力な味方。何度も現地にフライトして、ショッピングやグルメなどの情報に通じている彼女たちに、行きの飛行機で機会をうかがって聞いてみるといいでしょう。

ただし、相手は仕事中なので、うまくタイミングをはからないと、迷惑がかかります。照明が消えて、映画の放送がはじまったころなら、多少は仕事も一段落するので、この時間帯に話しかけてみるといいかもしれないですね。

とはいえ、高飛車な態度は禁物。フライトアテンダントは海外旅行に対してプライドを持っているので、あくまでも「教えていただく」という態度でなければ話ははずまないでしょう。

外務省　海外安全ホームページ
世界各地の旅の安全に関する情報が集められたホームページ。現地でのトラブル回避策も詳しく紹介されている。

楽天トラベル
ツアー情報や格安航空券情報のほか、世界各国の観光ニュース、旅をより楽しくするためのテクニックなどの情報も満載

海外旅行知って得するワザと知恵